Mercedes-Benz E320 CDI (W211)
メルセデス・ベンツ E320 CDI (W211)
純正オーディオはそのままでスピーカーだけをチューニングする作業です。デッキなど機器類を別なものに替えることも悪くはありませんが、全体的な費用対効果はあまり良いとは言えません。予算を存分に投入できるなら良い方法なのですが、限られた予算ならデッキ類はそのまま使っても問題ありません。
音質を大きく左右するのはスピーカーだからです。機器類の差は思うほどの効果はありません。
何故か?鳴らす機器類でチューニングするからです。同一のスピーカーシステムで良いとされる機器類を比べれば音質の差が多少は出るでしょうが、決められた機器類でのチューニングなので大きな差が出ないのです。
フロントスピーカーは3wayシステム。そのフロントスピーカーの波形の並びを考慮しリアスピーカーはフロントで再生されてない波形を埋めるべく、2wayシステムで前後合わせて5wayシステムにて構成。ですがフロントの純正ツィータもチューニングの一部に加えたので事実上6wayシステムになりました。
ここで特質するのは、リアのスピーカーユニットは純正スピーカーを使った事です。何もせずに純正を使ったのではフロント波形に合わせる事ができないので多少の改造をします。鉛のインゴットをフレームに数個固定しコーン紙の振動を抑え、尚且つコーン紙に重量感持たせて周波数分布を変化させています。この作業でフロント波形の隙間を埋める事が可能となったのです。
純正を使う理由として今回の場合は、別のユニットを取り付けするのが困難であり、相当の手間を要し予算と合致しなかったためです。※改造も意外と面倒でユニットを替えちゃった方が簡単だったかも・・・
フロントスピーカーのスコーカはポケット内に設置。ツィータはウィンドスイッチ箇所の下に下向きに設置。
一般論ではスピーカーは耳の方向に向けなければならないという根拠のない定説があると思いますが、それは大きな間違いで色んな箇所に反射して耳に到達すれば何の問題もなく、音の完成度に影響はありません。
純正デッキをそのまま使ったのにも関わらず出てくる音楽は心揺さぶる楽しい音楽を奏でていました。
デッキ | 純正 |
0円
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アンプ | 純正内蔵アンプ |
0円
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スピーカー | KKMオリジナル5wayシステム |
300,000円
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消費税 | 10% |
30,000円
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合計金額 |
330,000円
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