TOYOTA PRIUS PHV

2024年9月15日掲載
TOYOTA PRIUS PHV

トヨタ プリウス PHV

ハイブリッド車で大袈裟なオーディオは敬遠した方が無難でしょう。純正オーディオを替えるのはリスクもあるし、替える意味もない。ならばどうすれば良い音のオーディオを聴くことができるのかですが、再生機は何を使っても大差はないので、純正はそのままでスピーカーだけきちんとチューニングすれば納得の音質で音楽を聴くことが可能となります。

スピーカーを交換するだけではまともな音質になる訳もなく、各帯域の波形をきちんと整える必要があります。それにはユニットを取り付けた状態でどのような波形を描くかを理解しなくてはなりません。理解してこそ音を造ることができ、音のチューニングができる訳です。楽器はすべてチューニングが必要なのと同じです。

今回のチューニング計画で、フロント+リアで4wayシステムを基本設計としています。4wayユニットを有効に考えた場合、大切なフロントスピーカーを3wayとしてリアは純正ユニットをそのまま鳴らし、その波形をフロント波形の一部に利用します。

フロント3wayですが純正ツィータがダッシュボード上にセットされていたのでそれもチューニングに加えた結果4wayとなり、リアと合わせると5wayシステムになりました。音質に関しては予算以上の仕上がりになったのではないでしょうか。

そして、めったにやらないのですが、何回かに分けての作業でリアスピーカーを追加施工しました。初回施工時はリアスピーカーは純正のまま使用する手法だったので、フロント波形はリアの波形分を差し引いた周波数帯で前後波形をミックスしました。

今回はリアをしっかり施工するので前後ともチューニングのやり直し作業です。フロントネットワークの見直しと共にリアを新設計で施工したので、全く違う良質な音質に変貌しました。因みにリアスピーカーは2wayシステム。一部やり直し作業を含めりスピーカー制作料金は165.000円でした。

デッキ 取り付け済み 0円
アンプ 内蔵アンプ 0円
スピーカー KKM オリジナルシステム 200,000円
消費税 10% 20,000円
合計金額 220,000円
追加施工 165,000円
  • トヨタ プリウス PHV
  • フロントドア施工後
  • リアドア施工後
  • ダッシュボード上の純正ツィータ
  • デッキ部分
  • リアドア追加施工

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