PEUGEOT 307

フロントドア 社外製のナビをヘッドユニットとした内蔵アンプでのオーディオシステムです。純正のスピーカーがドアパネルに固定されているタイプで、音造りには不向きな構造の車でした。

きちんと音を造るためには頑丈なドア本体に移植しての施工になりました。ドア鉄板とパネルとの間隔が大きく空いていた為にスピーカーの固定板を肉厚にする事になり、結果として質量のある最良のバッフル板となり、絞まった低音の再生が実現しました。その低音に繋がる中域・高域も見事に再生出来ていました。

リアドアリアの音造りもフロントと同じようなドア内部構造だったので、フロントの音に繋げる音を造りやすかったです。

フロント2way+純正ツィータ(ネットワーク造り直し)+リア2way、トータル4way+純正ツィータの5wayシステム。
純正のツィータでも再生し得る周波数帯域を上手に利用し、ネットワークにて調整すれば、帯域は狭いものの使えるスピーカーになります。ダッシュボード上に装着されたツィータですから調整(チューニング)は、簡単ではありません。

2006年10月20日掲載