このお客様は16年にわたり一台の車を乗り続け、大切にしている様子でした。この間、自分が気に入る音楽を聴く為にはどの様にしたら良いかを考えつつ、現在に至ったようです。
この気持に答えるのがプロとして施工のし甲斐があります。
フロントスピーカーは、3wayシステム。16cmウーハーにて構成。
ドアパネルのデザインを崩す事なく自然な感じで施工しました。
クーペという車種ですとドアが比較的大きく、ウーハーのチューニングは注意しないと
独特の音質になってしまいます。リアとのマッチングが非常に難しい車種でもあります。
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リアスピーカーは、2wayシステム。合計5wayシステムとしました。
リアトレイのデザインに関しては、トレイ両サイドの純正宇ピーカー位置にワイドレンジの
ツィータを配置。中央の救急パックが入っていたBOX位置にウーハーを配置。
この組み合わせにより、フロントスピーカーで再生出来ていない周波数帯域をカバーしています。
※ 5wayとは、前後のスピーカーの合計が5種類のスピーカーユニットで構成し、低音から高音までを5分割しながら音造りをする意味です。
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デッキ・アンプは当店が大切に在庫していたものです。
今となってはアナログボリュームのデッキは希少です。アンプは同メーカーのアンプでなかなかの音質を持ってる、今は無き優秀なものです。
不思議なのは、クラリオンというメーカーは良い製品をどんどん生産中止にしていく事です。
何を考えているのやら・・・
この車種は非常にトランクスペースが広く荷物が沢山載せられます。
従って、荷物がトランク内を暴れる事を考慮し、アンプ取り付け板の裏に固定して、荷物からの衝撃に対処しています。勿論、アンプのメインテナンスには何の問題もなく取り外しは容易です。
※ アンプ取り付け板の下にあるナビユニットは、他店にて施工してあったものでコード類が短く移動出来ず、やむを得ず不本意ですがこの位置になってしまいました。
音質に関しては、言うまでもなくソフトの録音状況が手に取るように再生しています。
当店では、前方定位などバカゲタ手法はとらず、前席のリスナー頭部周辺に集まるように
何となく定位するようにチューニングします。この手法により、音楽の音の広がり・奥行き感・音の分離・艶・表現力・・・など、聞き疲れがなく何とも落ち着く音質になっています。
2007年8月22日掲載
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クラリオン DRX9255(中古)
〃 APA4300(中古)
〃 CDC605(中古) |
上3点で →
取り付け費(配線類他全ての材料費を含む)
スピーカーシステム
消費税
合計金額
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135.000円
170,000円
400,000円
35,250円
740,250円 |
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