NISSAN セレナ

最近、当店に来店頂くお客様は、他店さんで既に装着済みの方が殆どの傾向が強くなってきました。毎回その様な装着済みのシステムをやり直す作業をしつつ、いつも思うのですが、お客様が本当に気の毒ですね。 今回もお客様の鬱憤を晴らす為にも頑張りました。

フロントスピーカーは、3wayシステム。16cmウーハーを軸とした、スコーカ+ツィータ。
リアは、2wayシステム。16cmウーハー(フロントとは特性が違う)+ツィータ(〃)フロント+リアで5wayシステム。低音から高音までを、5種類のスピーカーユニットで分類再生。

当店に来店前から装着済みのデッキがあまりにも特性(性能)が悪く、思い通りの音が出ませんでしたが、努力の結果申し分のない音質まで仕上げる事が出来ました。
近々、このお客様はデッキを付け替える予定です。付け替えた結果は随時アップします。

※音の設計としては、低音が50Hzから高音が30,000Hzまでを再生するよう設計しましたが、持ち込みデッキの性能が極端に悪く狙い通りに音が出ませんでした。
某、人気メーカーのデッキですが、最悪な特性で 箸にも棒にもひっかからない!ってのはこの事を言うのだなと思いました。高価な金額だったようですが・・・みなさんも機器類を選ぶときは充分に気を付けて下さいね。ここではっきり何処のメーカーかを言いたいのですが、そうもいかないですよね。

※写真の中に、ダッシュボード上の両サイドツィータが付いていますが、この位置にツィータを付けるときちんとした音楽を再生出来ずに、最悪の結果となります。
この付け方は素人の仕事です。 みなさんも身に覚えがありませんか?
やけにツィータの音がキンキン聞こえるなんて・・・?

2007年12月10日掲載

※12月26日追記
早くもセレナのお客様は、デッキ・アンプなどを買い換えるハメに・・・
当店に来店の時は、既に装着済みのシステムで、某メーカーのデッキとアンプがセットアップされていましたが、あまりの音質の悪さに耐えかねて、当店でのやり直し作業の直後に入れ替えをするハメになったものです。

買い換えたデッキは、ご存じマッキントッシュMX-5000。
当店が生産終了最後のメーカー在庫を数台確保しておいた、最後の一台です。車に装着する前に、ナント!マイクロコンポーネンツにて内部の改造をしていまいました。
内容は、クリスタル/オペアンプ/電源・・・と、ぜ~んぶ改造交換。とっておきの一台に!

アンプは、最高峰のフェーズ製をチョイス。
このアンプは、私が大事に暖めておいた4chアンプ。 虎の子ってやつ。お客様の為に泣く泣く譲る事に・・・

これで、デッキ・アンプはパーフェクトになり、既に製作済みのKKMスピーカーと相成って申し分のない素晴らしい音質に仕上がりました。CDソフトに録音されている音が全て再生され、心地よい音質で音楽の良さを満喫出来る
最高のカーオーディオとなり、お客様も他店制作による不快な音質オーディオの鬱憤を晴らすことが出来ました。

それにしても、某メーカーのデッキは、ひどかった。あまりにもユーザーをバカにした造りで、腹立たしささえ覚えました。周波数特性と言うと難しくなりますが、簡単に言うと低音・中音・高音が全く出ていない!
しかも、それらの音の出方がバラバラ! 特に高音に於いては全く出ていない・・・話にならない程の馬鹿げた代物。これがあのメーカーとは全く呆れたものです。
くれぐれも、皆さんも騙されないように気を付けて下さい。言えないのが残念です。