遠方(沖縄)からのお客様である為に、製作には耐久性を重要視した施工となりました。
ヘッドユニットは既に装着済みであったので、そのデッキを生かしたチューニングです。 お客様が予定していた予算を何とかアップして頂き、確実な音造りを目指しました。
特に経年変化にてデッドニング部分は劣化し易いので、普段使用している鉛を使わず、ゴム系素材に鉄粉を混入させたシートを強力接着剤で施工。鉛と違って振動による周波数が異なるので、普段とは違うチューニングでした。各周波数が微妙にずれるので音を重ねるポイント探しが苦労しました。
施工前のシステムにウーハー(シート下)が付加されてましたが、せっかく装着されていたので、それとなく鳴らす事にしました。このウーハーは小型の物で、同社の大きなウーハーと比べて使いずらい厄介な代物でした。
フロント3way + リア2way 合計5wayシステム。
装着済みのデッキですが、音質に難があり私の予想する帯域が再生しきれていないのが残念でした。そのデッキはカロッツェリア製ですが、他にもアルパイン製とケンウッド製も同様で、チューニングしきれない音質です。
低音成分にパワーが無く、中域は抜け落ちて寂しい。高域は中途半端で高い成分が再生されていない。機能の内容で、イコライザーらしきものがありますが、その様な機能が音質に邪魔をして、やせ細った音になっています。この様な性質では「良い音」にはなりません。良い音を望む方はなるべく避けた方が正解でしょう。 但し、機能が良いとか、キラキラなデザインが好きな方は別ですが・・・
完成後の音は、限られた条件の中でも最大限のチューニングを施した結果、目を見張る音質を確保する事が出来てホッとしました。
・・・と言うわけで、お客様に説明をして、いずれ他社製のデッキに変更の予定です。 同時に当店アンプK23も装着!これで満足のいく音へと完成になることでしょう。
お約束の、グレードアップ。 当店施工前から使っていたパイオニアデッキは音質に問題があり、当店が求めるところの音がでない為、デッキの交換を勧めました。
現在発売されているCDデッキに良質な物が無い為に、中古のアゼストDRX9255をチョイス。高音質を狙ったシステムでは、電子ボリュームのデッキは音質が悪いので選択外でしょう。
パイオニアデッキと9255を比べると次元の違う音質になり、音楽の神髄を知る事が出来ます。そのデッキの性能をより発揮する当店アンプK23は、車の中で再生しづらい帯域をバランス良く奏でるアンプです。消費電流が1A程度ですから、バッテリーから電源を引かなくて済むので、工賃等も安価になります。
低音から高音までが非常にバランス良く出ているので、小さな音量でも音楽性は損なわず聴く事が可能です。また、音量を上げても何時間でも聴いていられる音で、気持ちの良い音が車内を駆けめぐっています。
グレードアップ費用
※デッキ下の蓋付きポケットは、オマケ。
2009年5月制作 2009年6月グレードアップ
2009年5月17日掲載
遠方(沖縄)からのお客様である為に、製作には耐久性を重要視した施工となりました。
ヘッドユニットは既に装着済みであったので、そのデッキを生かしたチューニングです。
お客様が予定していた予算を何とかアップして頂き、確実な音造りを目指しました。
特に経年変化にてデッドニング部分は劣化し易いので、普段使用している鉛を使わず、ゴム系素材に鉄粉を混入させたシートを強力接着剤で施工。鉛と違って振動による周波数が異なるので、普段とは違うチューニングでした。各周波数が微妙にずれるので音を重ねるポイント探しが苦労しました。
施工前のシステムにウーハー(シート下)が付加されてましたが、せっかく装着されていたので、それとなく鳴らす事にしました。このウーハーは小型の物で、同社の大きなウーハーと比べて使いずらい厄介な代物でした。
フロント3way + リア2way 合計5wayシステム。
装着済みのデッキですが、音質に難があり私の予想する帯域が再生しきれていないのが残念でした。そのデッキはカロッツェリア製ですが、他にもアルパイン製とケンウッド製も同様で、チューニングしきれない音質です。
低音成分にパワーが無く、中域は抜け落ちて寂しい。高域は中途半端で高い成分が再生されていない。機能の内容で、イコライザーらしきものがありますが、その様な機能が音質に邪魔をして、やせ細った音になっています。この様な性質では「良い音」にはなりません。良い音を望む方はなるべく避けた方が正解でしょう。
但し、機能が良いとか、キラキラなデザインが好きな方は別ですが・・・
完成後の音は、限られた条件の中でも最大限のチューニングを施した結果、目を見張る音質を確保する事が出来てホッとしました。
・・・と言うわけで、お客様に説明をして、いずれ他社製のデッキに変更の予定です。
同時に当店アンプK23も装着!これで満足のいく音へと完成になることでしょう。
お約束の、グレードアップ。
当店施工前から使っていたパイオニアデッキは音質に問題があり、当店が求めるところの音がでない為、デッキの交換を勧めました。
現在発売されているCDデッキに良質な物が無い為に、中古のアゼストDRX9255をチョイス。高音質を狙ったシステムでは、電子ボリュームのデッキは音質が悪いので選択外でしょう。
パイオニアデッキと9255を比べると次元の違う音質になり、音楽の神髄を知る事が出来ます。そのデッキの性能をより発揮する当店アンプK23は、車の中で再生しづらい帯域をバランス良く奏でるアンプです。消費電流が1A程度ですから、バッテリーから電源を引かなくて済むので、工賃等も安価になります。
低音から高音までが非常にバランス良く出ているので、小さな音量でも音楽性は損なわず聴く事が可能です。また、音量を上げても何時間でも聴いていられる音で、気持ちの良い音が車内を駆けめぐっています。
グレードアップ費用
※デッキ下の蓋付きポケットは、オマケ。
2009年5月制作
2009年6月グレードアップ