今回のM3は、当店にて3台目のお客様です。3台目ともなると、当店が造り出す音の歴史を長年に渡り聴いていますから小細工なしのピュアな音造りを期待・想像しているのではないかと思います。
伝統的にBMWのオーディオはとっても施工しにくい車種ですから、案外難問なんです。 特にE36は、フロントドアに元々ウーハーの設定が無いので後からの施工が非常に難しい施工です。
今回は、ドアポケットの形は変えずに内部だけを改造し、表面はネットだけにしました。低音の帯域なので可能な方法です。ドアには、ウーハーとツィータのみで、スコーカは純正スピーカーが足元のキックパネル内に装着されていましたから、そこを利用して鳴らしました。合計3way。
リアスピーカーはトレイの両サイドが純正ですから、その位置を使ってウーハーをドライブ。ツィータはトレイの中央部にセット。合計2way。
これで、前後で5wayシステムが完成。
今回は5wayですが、この数字は5種類のスピーカーユニットの個々の能率を最大限に活かせる取り付けが可能だった為で、5種類で殆どの音を再生する事が出来たのです。 個々のスピーカーの能率をあまり引き出せない状況時はユニットの数でカバーしなければならないのです。 即ち、今回のスピーカーの取り付け状況に難があった場合は、能率を確保する為にユニットの数が増えていたでしょう。
BMWという車自体の剛性が影響してか、出来上がりの音質は強固な低音が音楽の土台になり、その上に重なる中音~高音へと流れるように奏でられていました。
特に中音帯域(800Hz近辺)は重厚な音に仕上がり、音楽の持つ「味」が綿密に再現されていました。ヘッドユニットはナビですが、当店アンプK23でチューンアップした結果、17Wアンプでも全く問題ないパワーと音質を確保しています。
2009年5月27日掲載
今回のM3は、当店にて3台目のお客様です。3台目ともなると、当店が造り出す音の歴史を長年に渡り聴いていますから小細工なしのピュアな音造りを期待・想像しているのではないかと思います。
伝統的にBMWのオーディオはとっても施工しにくい車種ですから、案外難問なんです。
特にE36は、フロントドアに元々ウーハーの設定が無いので後からの施工が非常に難しい施工です。
今回は、ドアポケットの形は変えずに内部だけを改造し、表面はネットだけにしました。低音の帯域なので可能な方法です。ドアには、ウーハーとツィータのみで、スコーカは純正スピーカーが足元のキックパネル内に装着されていましたから、そこを利用して鳴らしました。合計3way。
リアスピーカーはトレイの両サイドが純正ですから、その位置を使ってウーハーをドライブ。ツィータはトレイの中央部にセット。合計2way。
これで、前後で5wayシステムが完成。
今回は5wayですが、この数字は5種類のスピーカーユニットの個々の能率を最大限に活かせる取り付けが可能だった為で、5種類で殆どの音を再生する事が出来たのです。
個々のスピーカーの能率をあまり引き出せない状況時はユニットの数でカバーしなければならないのです。
即ち、今回のスピーカーの取り付け状況に難があった場合は、能率を確保する為にユニットの数が増えていたでしょう。
BMWという車自体の剛性が影響してか、出来上がりの音質は強固な低音が音楽の土台になり、その上に重なる中音~高音へと流れるように奏でられていました。
特に中音帯域(800Hz近辺)は重厚な音に仕上がり、音楽の持つ「味」が綿密に再現されていました。ヘッドユニットはナビですが、当店アンプK23でチューンアップした結果、17Wアンプでも全く問題ないパワーと音質を確保しています。