マツダ ロードスター(NB)
二代目ロードスターの製作にあたって、スピーカー周りの剛性を確認してからの設計から始まりました。軽量ボディーでルーフが無い車種ですから、音に関しての剛性不足は明らかでした。
特にウーハーをきちんと音圧を保ちながら鳴らすには、適材適所に質量を持たせた設計が必要です。車内が狭い車ですから、ドア以外にレスポンスの良い低音を出す場所が物理的に無い為に、ドアの低音が最重要となります。 ドアウーハーを取り付けるのに造ったバッフル材は重量のある素材を吟味して、当店オリジナルのインゴットを多用しました。※※※※※この結果、剛性感の少ないドアウーハーの鳴りが向上して納得のいく低音再生が可能となりました。
このウーハーに繋がるスコーカとツィータの構成にてドアは3wayシステムとしました。 狭い室内では左右に音が分離してしまう傾向があるので、ダッシュボードセンターにマッチングスピーカーを設置。フロントのスピーカー構成は、4wayシステム。
リアスピーカーはシートの後ろセンターに小さなボックスを設置して、フロントで再生出来ていない周波数帯域を出しています。前と後にセンタースピーカーを配置して左右の音のばらつきを無くし、狭い空間でも音の広がりが再生出来るようにチューニングしたものです。
走行中に音楽の低音が相殺されて無くなる帯域をカバーする目的で、トランク内の鉄板に薄型ウーハーを直づけしました。音の位相(+と-の波形)は無視して振動だけをボディーに伝えてドアスピーカーの低域波形に多少でも音圧を持たせ、低音域の補助としています。
スピーカーの数は、フロント4way + リア1way + トランク内ウーハー。 合計6way構成です。
音質に関しては、この様に狭い車内にもかかわらず、広い空間で聴いているようなまとまりのある音場とリニア感がタイトに再現しています。
※画像をクリックすると大きい画像が見られます。
2010年1月25日掲載
マツダ ロードスター(NB)
二代目ロードスターの製作にあたって、スピーカー周りの剛性を確認してからの設計から始まりました。軽量ボディーでルーフが無い車種ですから、音に関しての剛性不足は明らかでした。
特にウーハーをきちんと音圧を保ちながら鳴らすには、適材適所に質量を持たせた設計が必要です。車内が狭い車ですから、ドア以外にレスポンスの良い低音を出す場所が物理的に無い為に、ドアの低音が最重要となります。
ドアウーハーを取り付けるのに造ったバッフル材は重量のある素材を吟味して、当店オリジナルのインゴットを多用しました。※※※※※この結果、剛性感の少ないドアウーハーの鳴りが向上して納得のいく低音再生が可能となりました。
このウーハーに繋がるスコーカとツィータの構成にてドアは3wayシステムとしました。
狭い室内では左右に音が分離してしまう傾向があるので、ダッシュボードセンターにマッチングスピーカーを設置。フロントのスピーカー構成は、4wayシステム。
リアスピーカーはシートの後ろセンターに小さなボックスを設置して、フロントで再生出来ていない周波数帯域を出しています。前と後にセンタースピーカーを配置して左右の音のばらつきを無くし、狭い空間でも音の広がりが再生出来るようにチューニングしたものです。
走行中に音楽の低音が相殺されて無くなる帯域をカバーする目的で、トランク内の鉄板に薄型ウーハーを直づけしました。音の位相(+と-の波形)は無視して振動だけをボディーに伝えてドアスピーカーの低域波形に多少でも音圧を持たせ、低音域の補助としています。
スピーカーの数は、フロント4way + リア1way + トランク内ウーハー。 合計6way構成です。
音質に関しては、この様に狭い車内にもかかわらず、広い空間で聴いているようなまとまりのある音場とリニア感がタイトに再現しています。
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