フェアレディ Z
この車のお客さまが当店ご来店頂いたきっかけは、数年前に東京の某専門店にて数百万の予算でオーディオを取り付けしたのですが、どうも音に不満が蓄積して我慢できずに当店のデモカーの音を聴きに来店頂いたのがきっかけでした。この様なお客様は当店に於いては沢山いらっしゃいます。当店デモカーの音を聴いた瞬間にやり直しの考えに変わったそうです。
今回のZは今回で2台目になります。1台目は他店さんのやり直し作品でしたが、それでもKKM流に全てを施工し直して完璧な完成度を誇りました。車体は「軽」でしたが、軽とはとても思えない音質で年一度の当店ミーティングでも評判の仕上がりでした。
そこでこのZは、前回の車からアンプ・デッキ等を移植して、スピーカーの製作となりました。スピーカーは、なんと!80万円の予算で施工が始まりましたが途中から20万円追加のトータル100万円のスピーカーシステムを製作。80万円の設計で作り出した為に途中からの設計変更は苦労しましたが・・・
フロント4way リア4way 合計8wayシステム。
フロントドアウーハーは17㎝。そのまま鳴らすとある一定の波形に歪みが発生するので超低域は鳴らさない工夫。超低域はリアのBOXから再生し、フロントからの低音を二分割整流しています。
中域成分は3種類のユニットで細分化し、音圧を確保。 高域成分は3種類のユニットですが、超高域はスーパーツィータを採用。
いつもの事ですが、この様な高額スピーカーシステムを製作するにあたり、小さな事も見逃さずコツコツ全てを丹念に仕上げます。 この作業をしても効果は1%程度にしかならないと分かっていても、10箇所やれば10%の向上に繋がります。この繰り返しの作業ですから気が遠くなるような製作です。
雑誌などでよくみられるカーオーディオは、これでもかっ!てなぐあいの派手な演出ですが、当店の考えは、車の機能は損ねず見た目も純正に近い仕上げ。決して派手にせずに、大人の演出をしています。
デッキからのデジタル信号を別使用のDAコンバータを通し、ボリュームはホームオーディオ用の高性能アッテネータを使用。デッキデジタル信号→DAC→別ボリューム→アンプ→スピーカーの回路構成ですから信号系にロスの少ない回路を製作。
その結果このZは、見た目にはとても100万円のスピーカーには見えないどころか、アンプの取り付けも表面からは全く見えない。
音質に関しては、ハッチバック車独特の音質です。 低音は低い音域がはっきり再生して、パンチがある。 中域は男・女性ボーカル共に文句なしの表現力。 高域はそぐ側でシンバルを叩いている雰囲気。ボーカルのかすれた喉の声も忠実に再現。 聴くジャンルは、なんでもOKの出来栄えでした。
※画像をクリックすると大きい画像が見られます。
2010年11月22日掲載
フェアレディ Z
この車のお客さまが当店ご来店頂いたきっかけは、数年前に東京の某専門店にて数百万の予算でオーディオを取り付けしたのですが、どうも音に不満が蓄積して我慢できずに当店のデモカーの音を聴きに来店頂いたのがきっかけでした。この様なお客様は当店に於いては沢山いらっしゃいます。当店デモカーの音を聴いた瞬間にやり直しの考えに変わったそうです。
今回のZは今回で2台目になります。1台目は他店さんのやり直し作品でしたが、それでもKKM流に全てを施工し直して完璧な完成度を誇りました。車体は「軽」でしたが、軽とはとても思えない音質で年一度の当店ミーティングでも評判の仕上がりでした。
そこでこのZは、前回の車からアンプ・デッキ等を移植して、スピーカーの製作となりました。スピーカーは、なんと!80万円の予算で施工が始まりましたが途中から20万円追加のトータル100万円のスピーカーシステムを製作。80万円の設計で作り出した為に途中からの設計変更は苦労しましたが・・・
フロント4way リア4way 合計8wayシステム。
フロントドアウーハーは17㎝。そのまま鳴らすとある一定の波形に歪みが発生するので超低域は鳴らさない工夫。超低域はリアのBOXから再生し、フロントからの低音を二分割整流しています。
中域成分は3種類のユニットで細分化し、音圧を確保。
高域成分は3種類のユニットですが、超高域はスーパーツィータを採用。
いつもの事ですが、この様な高額スピーカーシステムを製作するにあたり、小さな事も見逃さずコツコツ全てを丹念に仕上げます。
この作業をしても効果は1%程度にしかならないと分かっていても、10箇所やれば10%の向上に繋がります。この繰り返しの作業ですから気が遠くなるような製作です。
雑誌などでよくみられるカーオーディオは、これでもかっ!てなぐあいの派手な演出ですが、当店の考えは、車の機能は損ねず見た目も純正に近い仕上げ。決して派手にせずに、大人の演出をしています。
デッキからのデジタル信号を別使用のDAコンバータを通し、ボリュームはホームオーディオ用の高性能アッテネータを使用。デッキデジタル信号→DAC→別ボリューム→アンプ→スピーカーの回路構成ですから信号系にロスの少ない回路を製作。
その結果このZは、見た目にはとても100万円のスピーカーには見えないどころか、アンプの取り付けも表面からは全く見えない。
音質に関しては、ハッチバック車独特の音質です。
低音は低い音域がはっきり再生して、パンチがある。
中域は男・女性ボーカル共に文句なしの表現力。
高域はそぐ側でシンバルを叩いている雰囲気。ボーカルのかすれた喉の声も忠実に再現。
聴くジャンルは、なんでもOKの出来栄えでした。
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