Peugeot RCZ
プジョー RCZ
このお客様は、今までに数台施工している方ですから当店の音造りには精通しています。従って、車種ごとに特有の特性を活かし満遍なく音が出るチューニングを施しました。前車から持ち越してるパワーアンプと電源システムをRCZに移植し、新たにスピーカーだけを施工。
車の使い勝手から日常的に乗る車種ではありません。スポーツカーですからレジャーだけの使い方になり、ゴルフへ出向く事も多いでしょう。ラゲッジスペースは、リアシートを倒すとゴルフバックが二つ縦に入れる事が出来ます。つまり、スピーカーをリアトレイに施工するとシートを倒した時点でフロントスピーカーとの波形にズレを生じ、全体の音質に相当な影響が出てしまいます。
シートを倒しても全体の音が悪くならない手段として、リアトレイにはコーン紙を持たないスピーカーを配置して、コーン紙があるユニットはリアの再度パネル(純正位置)にセット。この手段により、波形の乱れを最小限に止め、どの様な状態で車内を使ってもオーディオに影響を出さないチューニングをしました。
フロント4way + リア2way トータル6wayシステムの構成。
過去に製産されていたフォノン340(4ch)アンプは、時間の経過を感じない素晴らしい出来のアンプですから、それに伴ったスピーカーは細かなチューニングを要しました。
フロントは4wayですから低音から高音までを文字通り4等分で分割し、その分割された隙間をリアのスピーカーで埋めています。フロントとリアの細分された音は前席の頭の周辺で合わさる様チューニング。
この作業でチューニングされた音は、長時間聴いていても疲れず、音楽の奥行き間や壮大さが顕著に再現されます。
特質すべきは、電源システムの導入でしょう。サブバッテリーからの電源供給は素晴らしい方法で、オーディオの基本とも言える手法です。
この電源により、本来の機器類の性能が発揮出来ます。
デッキ | 純正ナビ | 0円 |
アンプ | フォノン340C(持ち込み) | 0円 |
電源 | マイクロコンポーネンツ(〃) | 0円 |
電源補助 | LIP 〃 (〃) | 0円 |
Hi/Loコンバータ | 第一フェーズ(〃) | 0円 |
スピーカー | KKM6wayシステム | 400,000円 |
工賃 | 配線材料・部材全て含む | 200,000円 |
消費税 | 5% | 30,000円 |
合計金額 | 630,000円 |
2011年7月6日掲載
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