SUZUKI Jimny

スズキ ジムニー

今までは自作で取り付けを楽しんでいた様ですが、もっと音楽を楽しみたい要望で来店して頂きました。

作業を開始すると、今までだいぶ苦労して取り付けをしたのが痛いほど分かりました。作業開始は、まず装着済みのものを殆ど取り去ることから始め、音の設計をします。

ドアの厚みが足りないのと、元々ドアにスピーカーの設定がないので新たにスピーカーグリルを作る造作が大変でした。全てを分解した後に物理的に装着できるユニットを選択して、音の設計です。結局、フロントは3wayにて構成。
リアはオーナー自身が付けていた吊り下げ型の8㎝スピーカーはそのまま音に一部として利用したので2way。

フロントスピーカーは、ドアにウーハーとツィータを設置し、スコーカはキックパネル(純正位置)に配置。
キックパネルの位置はコーン紙を持つユニットを鳴らすのはあまり良くない条件ですが、ある周波数帯域だけを使うと弊害が出にくいので、この位置でも活用出来ます。

リアは純正位置のパネル内にフロントで出ない波形のユニットを設置。オーナー自身が付けていた天井に吊り下げたユニットも、フロントの帯域に潜り込ませる音として利用しました。

これで合計5wayシステムにて完成。もう一つ、これもオーナーが付けていたサブウーハーが助手席下にあったのでそれも活用。このサブウーハーは,Dimension Glow 8000sw なる物で、この手のウーハーとしては、なかなか使えるウーハーでしたが、普通に鳴らしただけでは良さは出ないでしょう。ひと手間かけると驚くほどの低音再生が出来るのです。このウーハーも数のうちに入れると ナント! 6wayになってしまった!
出血大サービスの製作となってしまいました。

デッキ パイオニアナビ
0円
アンプ KKM K23(取り付け料込)
50,000円
スピーカー KKM 4wayシステム
270,000円
工賃 配線・やり直し作業他
40,000円
消費税 5%
18,000円
合計金額  
378,000円

2012年8月5日掲載
※画像をクリックすると大きい画像が見られます。