NISSAN BLUEBIRD SYLPHY
日産 ブルーバード シルフィー
このお客様は前回に続き2台目の製作であり、相当なシステムを一回目から造っていましたから、今回のシルフィーも充分に気合を入れての製作となりました。
純正オーディオは当然そのまま活かし、前車からの移植でマッキントッシュのCDプレーヤーと、新たにiPodも追加。パワーアンプは初期のフェーズ製を3台。4ch×2 + 2ch×1使い分けは、4chアンプをフロント・リアにそれぞれ1台ずつブリッジ駆動。リアのスーパーウーハーは2chアンプをモノラル駆動。
iPodは、オーディオテクニカのデジタルトランスポートを使用して、当店オリジナルDACにて駆動し音質重視です。純正オーディオ+マッキンCD+チェンジャー+iPodの3系統を新設のセレクターとボリュームにて動作しています。
マッキンCDは、アナログとデジタルの両方で聴く事が出来る様にセレクションして、音の違いが一目瞭然に分かるよにもしています。あまり意味がないかも? ついでですから・・・ボリュームには前車からのを用いていますが、相当な拘りをもったウン万円する高価なアッテネータです。
リアのツィータのアッテネーションに用いた物は、抵抗型ではなくトランス型を使いスーパーツィータの性能を限界まで引き出すシステムにしました。勿論、スピーカーシステムのネットワークに使用した部品にも拘りを持ち、最高級のコンデンサ・抵抗・コイルを使っています。ネットワーク回路だけでもウン万円級です。
肝心のスピーカーですが、トータル9wayシステム。低域を強化するスーパーウーハーを前提としたチューニングでしたので、フロントウーハーはレスポンスを重視し、余分な低域を物理的にカットしてスーパーウーハーとのマッチングをとりました。
この作業で、低域のレスポンスには目を見張るものがあり、どのような帯域の低域も忠実に再現しています。
今回のスーパーウーハーは、充分な容積を持たせたエンクロージャを設計し、バスレフ形式です。ユニットは、16or20cmのどちらかを迷いましたが、フロントドア/リアドアウーハーの波形を考慮した考えから、
16cmウーハーユニット用い箱の設計で音圧のある超低域をカバーする様にしてあります。
ユニットの内訳は、低・中・高域にそれぞれ3種類ずつ使い分けて9種類=9wayシステムです。
音質は語るまでもなく、あらゆる表現が出来るでしょう。
デッキ | 純正ナビ | 前車から |
デッキ | マッキントッシュ(改) | 〃 |
CDチェンジャー | 〃 | 〃 |
アンプ | 第一フェーズ 60.4×2 60.2×1 | 〃 |
デジタルトランスポート | オーディオテクニカ AT-DL3i | 39,000円 |
Hi-Loコンバータ | 第一フェーズ × 1 | 15,000円 |
DAC | KKMオリジナル | 100,000円 |
スピーカー | KKM 9wayシステム | 1,200,000円 |
ボリューム/セレクター等 | KKMオリジナル | 70,000円 |
取り付け工賃 | 全ての機器類 | 250,000円 |
消費税 | 5% | 83,700円 |
オマケ | △7,700円 |
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合計金額 | 1,750,000円 |
2013年7月20日掲載
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