PORSCHE 911
ポルシェ 911
26年前のポルシェですが、とても綺麗で年代を感じさせない車でした。数十年前からこのポルシェを施工していますが、音造りがとても難しい車種です。ドアが一つしかなくリアのスピーカー設置に制約があるからです。
ドアにセット出来るユニットの数は二つが限度で音造りには無理のある構造ですが、足元のサイドパネル(キックパネル)にセットする事で何とか3wayシステムを完成させることが出来ました。足元のパネルにスピーカーをセットするとユニット背面の音が容赦なく前に出て来てしまいまともな音を再生出来ません。が、設置したそのものの音の波形をドアの音にマッチさせることが可能なので、全体の音質は保たれるのです。
フロントの3wayシステムを有効に活かすにはリアスピーカーの存在を欠かす事は出来ません。今回は、リアトレイの純正位置にスピーカーグリルを造り2wayを施工。フロント波形の隙間を埋めるための2wayで、見事にフロントとのマッチングが出来ていました。
この車が走行した時の騒音波形を考慮したチューニングで、5wayのスピーカーは何の問題なく再生し、充分に楽しめる音楽を奏でていました。
全ての車に言える事ですが、スピーカーをドアやリアトレイなどに設置した場合ユニットの音圧はデータ上よりはるかに低下するのは避けられません。この様な理論理屈を踏まえた上でチューニング技術を駆使する事で完成度の高い音作りが可能となるのです。
デッキ | 装着済みナビ | 0円 |
アンプ | KKMオリジナルアンプK-23(取り付け料込) | 50,000円 |
Hi/Loコンバータ | 〃 コンバータ ×2 | 30,000円 |
スピーカー | KKMオリジナル5wayシステム | 300,000円 |
消費税 | 8% | 30,400円 |
オマケ | △400円 |
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合計金額 | 410,000円 |
2015年4月25日掲載
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